複数のテストタイプ
Nightwatch は、その機能を機能テストの範囲を超えて拡張しました。Nightwatch を使用して、ビジュアル回帰テスト、API テスト、およびアクセシビリティ テストを実行できるようになりました。
ビジュアル回帰テスト
Nightwatch v3 では、社内プラグインとして ビジュアル回帰テスト が導入されました。このプラグインは、以下を処理します。
- スクリーンショットのキャプチャ
- JIMP を使用して、視覚的な違いを強調表示するためのベースラインとの比較
- 違いを確認するためのレポート
- 変更の承認
VRT は、実際のデスクトップおよびモバイル ブラウザで実行できます。また、コンポーネント テストの一部としてコンポーネントに対して VRT を実行することもできます。視覚的な違いが強調表示されている VRT レポートの例を次に示します。
API テスト
API テストは、アプリケーションの API レイヤーの信頼性と機能を保証するソフトウェア テストの重要な側面であり、開発者が堅牢でスケーラブルなソフトウェア アプリケーションを構築できるようにします。API テスト は、v2.6.4 以降 Nightwatch で利用できるようになりました。API テストでは、次の機能を実現できます。
- リクエストアサーション
- レスポンスアサーション
- HTML レポートでの API テストの表示
- モックサーバー
アクセシビリティテスト
Nightwatch v3 は、Deque Systems によって開発された aXe-core パッケージをプラグインとしてパッケージ化しています。これにより、WCAG 準拠のために 90 種類のアクセシビリティ テストが可能になります。