pause() コマンドの使い方
概要
.pause() コマンドを使用すると、テストの実行を一時停止できます。引数としてミリ秒単位の時間を渡して一定時間停止するか、引数なしで無制限に停止し、いつでも再開できます。
テキストの実行を制限時間（例：300ミリ秒）一時停止するには、次のように記述します。
it('demos pause command', function(browser) {
// pause for 300 ms
browser.pause(300);
});
再開されるまでテキストの実行を無期限に一時停止するには、次のように記述します。
it('demos pause command', function(browser) {
// pause indefinitely, until resumed
browser.pause();
});
使用方法
.pause(ms) コマンドは、主にプログラムで次のコマンドを実行する前に短い時間テストを一時停止するために使用されますが、pause() コマンド（引数なし）はデバッグ中に使用できます。
引数なしで pause() コマンドを使用している間、次の操作が可能です。
- 中断したところからテストを通常どおり再開する
- 次のコマンド/アサーションにステップオーバーして再び一時停止する
- テスト実行を終了する
tests/duckDuckGo.js
describe('duckduckgo pause example', function() {
it('Search Nightwatch.js and check results', function(browser) {
browser
.url('https://duckduckgo.com')
.pause()
.waitForElementVisible('#search_form_input_homepage')
.sendKeys('#search_form_input_homepage', ['Nightwatch.js'])
.click('#search_button_homepage')
.assert.visible('.results--main')
.assert.textContains('.results--main', 'Nightwatch.js');
});
});
