概要

Nightwatch Inspector は、テストの作成を簡素化するために設計されています。主な利点は次のとおりです。

  1. セレクターの特定にかかる時間の短縮
  2. より堅牢なテストの構築
  3. テストファイルとブラウザ間のやり取りの削減(ブラウザ自体でコマンドをテストできるため)

Nightwatch Inspector の起動

Nightwatch Inspector を起動するには、次の手順に従ってください。

ステップ1 - デバッグ行の追加

Nightwatch Inspector を開始する行に、テストで`browser.debug()`を追加します。

ステップ2 - デバッグフラグを使用してテストを実行

`--debug`フラグを付けて、特定の Nightwatch テストを実行します。

npx nightwatch /test/inspector_demo.js --env chrome --debug

ステップ3 - Nightwatch セレクターを開く

テストを実行すると、ブラウザが開き、` .debug()`が存在する行で一時停止します。開発者ツールを開き、「>>」をクリックして、Nightwatch Inspector を選択します。

Nightwatch Inspector

探索モード

セレクターの推奨事項を取得するには、探索モードを有効にする必要があります。

Explore mode

探索モードが有効になり、ブラウザウィンドウでポイントアンドクリックすると、以下に示すようにセレクターの推奨事項が表示されます。

Selector recommendations

任意の要素をクリックして、セレクター履歴に提案を取得します。

Selector history

コマンドを試す

セレクター履歴のセレクターを使用して、Nightwatch Inspector 自体から Nightwatch コマンドを試します。

`セレクター履歴`のコピーボタンを使用してセレクターをコピーし、コマンドを使用する際に貼り付けることができます。

Selector copy

すべて成功したコマンドは、以下に示すようにコマンド履歴に表示されます。

Command history

これらをテストファイルに直接コピー&ペーストして、テストの作成を非常に簡単に完了できます。Nightwatch Inspector を使用したテスト作成をお楽しみください!